銀行預金を相続する方法は？ | コラム | 兵庫県西宮市 西宮北口駅【行政書士さくら法律事務所】

銀行預金を持っている名義人が亡くなった場合は、主に遺族が預金の相続手続きをおこないます。

どうやって相続すれば良いのか、詳しく見ていきます。

▼銀行預金を相続する基本的な流れ
銀行預金を相続するには、大まかに見ると次の手順があります。

1、手続きの申し込み
2、必要書類の準備
3、書類の提出
4、払い戻しの手続き

ちなみに名義人が亡くなった時点で、その口座での入出金などは制限されます。

▼必要書類は？
遺言書がある場合と無い場合では用意する書類が異なります。

■遺言書がある場合
遺言書がある場合は、一般的には次の書類を準備します。

・遺言書
・検認調書または検認済証明書
・被相続人の戸籍謄本または全部事項証明
・相続人や遺言執行者の印鑑証明書
・遺言執行者の選任審判書謄本

■遺言書がない場合(遺産分割協議書あり)
遺産分割協議書があって遺言書がない場合は、次の書類を用意しましょう。

・遺産分割協議書
・被相続人の除籍謄本、戸籍謄本または全部事項証明
・相続人全員の戸籍謄本または全部事項証明
・相続人全員の印鑑証明書

■遺言書がない場合(遺産分割協議書なし)
遺産分割協議書も遺言書もない場合は、次の書類を用意します。

・被相続人の除籍謄本、戸籍謄本または全部事項証明
・相続人全員の戸籍謄本または全部事項証明
・相続人全員の印鑑証明書

▼まとめ
銀行預金の相続には、さまざまな書類の準備が必要です。

「書類を準備するのが大変そう」というかたは、西宮にある行政書士さくら法務事務所までお気軽にご相談ください。