死後事務委任契約を支援する、自治体の取り組みがあります。超高齢化社会といわれる日本では、身寄りのない高齢者も増え、各地の自治体が
対策へと乗り出し始めています。
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死後事務委任契約とは
自分が亡くなった場合に、公共料金や保険の解約、遺品整理、携帯電話アドレスの削除など、さまざまな
手続きを代行してもらえる契約のこと。
生前に契約を結ぶのが一般的です。
▼終活を支援する自治体が出てきている
最近はおひとりさまや、生活保護を受けている人も増えてきています。
「平成28年版高齢社会白書」によると全世帯の約47%に65歳以上の高齢者で、高齢者の単独世帯は17.4%もあります。
そんななか、新たなサービスをおこなう自治体が出てきています。
具体例を見てみましょう。
■神奈川県横須賀市の例
神奈川県横須賀市では、預金が100万円以下の人を対象に、死後のサポートをする取り組みを行なっています。
市に相談し、協力してくれる葬儀社と契約をすることで、市から「登録カード」が発行されます。
登録しておけば、生前でも定期的に自宅を訪問してくれたり、亡くなった場合でも迅速に対応してもらえたります。
▼まとめ
死後事務委任契約をサポートする自治体はまだまだ少ないですが、今後さらに増えていくことが予想されます。
「
死後事務委任の
手続きははどうやって行なうの?」といった
死後事務委任契約についての疑問や質問があるかたは、西宮にある
行政書士さくら法務事務所まで、お気軽にお問い合わせください。