自分の死後、保険の解約や葬儀の
手続きなど、事務処理的な作業が発生します。これを第三者に依頼するのが「
死後事務委任契約」です。
▼誰と契約を結べる?
死後事務委任契約は、生前に受任者(死後を任せる人)を選ぶ必要があります。
受任者には次のようなかたが選択肢として挙げられます。
・家族や親族
・友人や知人
・弁護士
・司法書士
・
行政書士ただし家族や親族は、
死後事務委任契約を結んでいなくても死後の
手続きを代わりにおこなうのが一般的なので、家族や親族と
死後事務委任契約を結ぶケースは多くありません。
▼
死後事務委任契約にかかる費用は?
弁護士などの
専門家に
死後事務委任契約を依頼すると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
依頼する内容によっても費用は変わりますが、一例を挙げてみます。
・親族や関係者への死亡の連絡…1万円
・葬儀や火葬の
手続き…10万円~30万円
・埋葬の代行
手続き…8万円
・運転免許証の返納
手続き…1万5千円
・病院や介護施設の精算
手続き…3万円
・住居引き渡し
手続き…5万円
・
ペットの引き渡し…2万円~5万円
このように、
手続きごとに費用がかかるのが一般的です。
総額では50万円~100万円ほどになる場合が多いでしょう。
▼まとめ
死後の事務処理は、生前に
死後事務委任契約を結んでおくと安心です。
死後事務委任契約についての疑問や質問があるかたは、西宮にある
行政書士さくら法務事務所まで、お気軽にお問い合わせください。